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1984年漫画総合点66位/70作品中 65位<= =>67位



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最新作品評価

2010/10/16 悪い(-1 pnt) by 在原健太郎
84年に週刊少年ジャンプで連載された小谷憲一先生のボクシング漫画。ヤクザの娘の`吹雪かおる'に惚れた`荒勢大介'は中学卒業と同時と東京へ駆け落ちするが、詐欺紛いの人騙しの毎日を送る。そんなある日、3日前から記憶喪失になって1千万の現金を持つ謎の少年と出会う。彼の正体はやがてボクシング界期待の新星`城戸達也'と判明するが、かおるを巡り、三角関係に発展していく。

前作「スキャンドール」の後に小谷先生が新たに取り組んだのが本作品で、登場キャラたちは高校生の年代ですが、舞台は社会で、いろんな経緯からめぐり合った者たちの青春ストーリードラマとして描いたもの。ヤクザの娘の`吹雪かおる'と駆け落ちした`荒勢大介'が駅で偶然記憶を亡くした新人ボクサー`城戸達也'と出会い、またかおるも達也に助けられたことから3人は知り合いとなるが、達也がボクシング界期待の男とわかると大介は彼を使って金儲けを企み、また達也を巡ってボクシング界も動き出すといったストーリーだったと思いますが、それほどの印象はありません。というかヤクザの娘と駆け落ちして詐欺紛いのことや1千万円の現金をもった記憶喪失の少年等といった設定事態にあまり好感もてませんでした。思い切った展開だとは思いますが、あまり犯罪をちらつかせる様なものを少年誌に載せるのはどうかと思いますね。それに500万・1000万といった大金も無謀な形で使ったりと、こんなところも行き過ぎてる気がします。また達也も記憶が戻ってからの豹変ぶりも頂けなかった。記憶回復前後の格差を交えながら、友情・愛を認めていくという形にしたかったのかもしれませんが、展開的にあまりうまくはなかったと思いますね。しかも最後も何か強引な形で打ち切った感じがしましたし。

本作品はジャンプでは久々のボクシング漫画でしたが、あまりに奇抜な展開で始まったばかりに純粋にボクシングドラマとして受け入れられなかったし、全体的なストーリーもキャラも試合もそれほどいいとは思わなかったので、評価は【悪い】です。達也も大介もかおるも本来なら高校生なんですが、こういった未成年たちが社会で生きていくことがどんなものかを教えているとも言えなくもないですけどね。


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