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| 2007/07/09 普通(+0 pnt) by 634 【良い点】 アニメのガイキングよりもハードな部分もある設定。 サンシローとピートとヤマガタケのケンカもあまりくどくはないけれど、TVシリーズのノリで見ることができる。 テントウムシ型のマスコットメカもいい味出していて、「子供でもこの位の事はできる」という部分がほのぼの。 しかし、暗黒軍団の穏健派の人がサンシロー達に協力を求めても結局・・・・・・という救われなさと、その話でのサンシローの最後の言葉の「俺たちはあの人のように強くはない!きっと生き延びたいために戦争を起こしてしまうだろう!!」という救われない部分が、この手の作品ではタブーにされてきた滅び行く自分の文明を助けようとして、その手段を間違えれば・・・・・・というところが印象に残る。 同時期の『宇宙戦艦ヤマト』などの影響も濃く、後のアニメで一般化したような敵さん事情という部分に触れているのも興味深い。 【悪い点】 やっぱりこの手の作品に付きものの「アニメの方が良い」という部分が拭えないし、どちらかといえば葦プロ風味に近い描き方にもなっている。つまり、キャラばっかりがたち、メカの出番が全般的にあまりなく、尾瀬版ジーグと比べても、その意味ではかなり物足りなく、ガイキングと大空魔竜という二大メカがイマイチいい形に使われてはいない。 これはサブメカにもいえることだし、キャラばっかりでメカがおざなりになっている新・ガイキングのそれに近い部分もあるといえそう。 もっとも、不必要に熱くなりすぎ、萌えキャラという余計なモンまで加えてくれた新シリーズのそれよりはマシかもしれない。 バトルアクションは期待しない方がよく、あくまでキャラものという形で見たほうが手っ取り早い。 【総合評価】 『大空魔竜ガイキング』というロボットアニメのコミック化という面に、これに作者特有のアレンジを加えたドラマになっている。 その為、異論が多いし、「これはガイキングではない」という声も決して少なくはないだろうと思える。 しかし、ガイキング自体、いろいろロボットアニメ造りを模索していた東映の苦悩とアイデアが見て取れるし、そういったガイキングの可能性をこの作品では示していたのかもしれない。 痛快なカタルシスや、肩を抜いて見るという場合には向かないかもしれないけれど、そういった当時のロボット製作事情や、ロボット作品の方向性という部分を考察する部分を考えると、注目できる部分もあるといえるのではないか。 |
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