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| 2011/03/01 悪い(-1 pnt) by 十傑集 【良い点】 人間のインナーワールド、心の闇と戦っていくという展開は作者の新境地だったかと。 特に若宮の叔父夫婦が彼を疎ましく思う気持ちと家族として受け入れる気持ちの二面性を描写した話は良かった。 【悪い点】 作品のスタンスがスタンスなだけに陰鬱な話が多く、学校内の虐め描写などもあり。 この辺りは読み手をかなり選ぶ。 【総合評価】 サンデーで連載している「アラタカンガタリ」は作者にとって集大成的な位置づけらしく、 一方で自分が同作を受け入れられなかった要素は本作よりきている模様。 主人公が虐められる理由などは「アラタ」よりも自然でしたが先が読めてしまうのが問題。 王子様キャラの若宮が本当に好きなのは内気なヒロインありすというのはモロに少女漫画的お約束。 流されるように別の相手と付き合ってしまい、当て馬にされた人達がダークサイドに落ちるのも順当過ぎる流れ。 一応、この件に関してありすも若宮も学校内で白眼視される描写があるものの、 インナーバトルを通じて傷つけた相手に許してもらい、二人が結ばれるというのも、 違う結末は一巻の頃からありえないだろうという感じでした。 メイン二人に魅力が感じられず(特に若宮はありす視点では完璧美形のように描かれ本人視点でギャグが入るなどキャラが掴めませんでした)、 作者の悪癖である主人公=選ばれた存在に対する不快感が払拭されませんでした。 |
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