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| 2009/08/10 とても良い(+2 pnt) by 634 1990年のたけし版がメインとなります。 大原麗子追悼も兼ねて、思い出し評価となります。 原作版よりもコメディタッチになっていました。雲の飄々とした感じは、この頃のたけしのキャラクターもあってか、原作のような二枚目半ではないのですが、見た目は三枚目でも、中身は二枚目という雲のキャラクターは、たけし流に再現されていた感じです。 後の『座頭市』のような映像美ではありませんが、金髪座頭市よりは、飄々とした雲の方がどちらかといえば好きです。金髪座頭市の方がふてぶてしさの方が良く出ていて、アクが強い印象がありますが、こちらの雲は、金髪座頭市ほど暴走しておらず、殺陣も迫力はあまりありませんけど、変に凝っている座頭市のカッコつけすぎるアクションよりも、普通さが出ていました。 かめのイメージでは、大原麗子はそれなりにマッチしていました。時代劇にもかなり出演していた人だし、かめの独特の女房キャラクターを上手く出していて、原作よりも上品なかめになっていたといえるでしょう。前年にNHKの大河ドラマで、『春日局』をやっていたイメージが強かったのもありますが、権力者達の中にいた春日局のそれよりも、町人だけど、上品でかつ、人間味溢れるかめを生み出せたと思います。 その他のキャラクターも、原作ムードに近かったとまではちょっと言えないのですが、しかし、独特のキャラクター個性を、俳優さんが俳優さんなりにアレンジして生みだしていたと思います。原作の空気とはちょっと違いますが、原作とは違うアレンジで生みだしたといえそうです。 町人として生きる幸せを体感しながらも、世の不条理な流れに翻弄され、その中で雲も流されていく・・・という原作のノリも出ていたといえます。ドラマ版の後に原作版を見たので、その違いや、原作への興味も出してくれたといえます。 そういう意味では、人気漫画実写で失敗ばかりしている昨今の作品よりはとても良い出来のように思えるのですが、あまり評価されていないように思える不遇の作品だと思います。ただ、原作版の熱心なファンからは、どんな意見が出たのかは判りませんし、いろいろと意見百出も少なからずあったとは思います。 それでも、内容的には、どこか癒し系ドラマのような感じもしたし、コメディタッチの作風も相まって、この時期としては、漫画原作としては良作の範囲となったように思えます。主題歌も、同放送局の「イカ天」からのグループたまだったのも、今思えば、結構・・・といえそうです。 |
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