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| 2012/02/12 とても良い(+2 pnt) by またおまえか ●古くは「めぞん一刻」・・・最近のだと「あの夏で待ってる」―略して「あなる」 主人公とヒロインを巡る状況にもどかしさを覚えたあなたは、「さっさとくっつけ」とかなんとかつぶやきます。 すると、堂本剛扮する名探偵―鞍馬六郎―が現れ、こう言うのです。 「この話、そんなに早く終わらせる気ですか?」 ●風邪をこじらせる―熱がどんどん上がってピーーーク !―注射を打たれて絶対安静、汗かいてスッキリ。 ―ハリウッド的エンタメの流れって大体こんな感じ。(絶対安静は「中だるみ」に相当します) ハリウッド的エンタメのツボは、めっちゃ「シンプル」な話をこじらせて「ややこしく」するところ―にあります。 誤解・勘違い・すれ違い・策略・陰謀・魔の手・リベンジ・逆境・撹乱・闘争・逃走・「ちょっと待った―」等々 思いつく限りの「なんやかや」をフル稼働して、話をどんどん、ややこしくしてゆきます。 そうまでして話をこじらせる理由は何でしょう?―そうしないと正味5分で物語が終わってしまうからです。 「なるほろ」 ●『普通にやれば5分で終わる超簡単な事件を、正味33分の放送時間一杯まで、何とか持たせる名探偵』 ●『次々と繰り出される推理に、がんがん増える一方の容疑者。果たして真犯人は見つかるのか?否か?』 ―本作「33分探偵」は、話のこじらせ方が独創的というか「最高 !」で、一種異様に面白いです。 直接証明すれば簡単に済む問題を、わざわざ対偶法や背理法を使って難しく考えてしまう―みたいな。 「果たしてそうでしょうか」 賞賛すべきは、その独創的なアイデアを活かしきった、脚本家の「身体能力の高さ」でしょう。 とりあえず「正味33分の放送時間」って言ってる時点で「メタフィクション」な推理ドラマなのですが 素人に「メタメタ」はしゃぐ隙を与えない程、本編はハイディメンションなメタに溢れています。ってどんなん? とはいっても、身体能力の高いフィギュア選手が、いつも感動を与える演技が出来るとは限らないように いくら身体能力の高い脚本家でも、その内容の面白さに、ある種の偏りがあることは否めません。 ですがしかし、過程はメッチャクチャでも話をキチンと終わらせる―いや、キレイに終わったと思・わ・せ・る ある種の「まやかし」めいた脚本の妙は、もっと高く評価されてもいいんじゃないかな?と思います。 ●主演の堂本剛がすごいです。まるで天才コメディアン。ただ黙ってそこにいるだけでも笑えます。 先輩である少年隊のヒガシが見たら怒り狂いそうな、脂の乗った演技には要注目です。 ただ、バラエティ的なドラマのせいか、時々堂本がナイナイの岡村に見えてしまうのはご愛嬌。 また、「まじめに見ないでください」と言わんばかりの、高橋克実の半笑いな演技も好印象です。 加えて最後に3人が見せる「自分ストップモーション」は一見の価値あり。見て損はありません。 ●TRICKや時効警察、或いはミルキィホームズみたく「悪ノリの過ぎる作品」が、お好みの人ならば 本作「33分探偵」は十分に見る価値があると言えるでしょう。ていうか、それ以外の人は見ちゃダメ ! ●本作には「テルマエ・ロマエ」的な続編(要はつなぎ)があるそうですが、残念ながら未視聴です。 ん・・・まぁ別に見なくてもいいかな? (おい) |
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