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| この作品は「シリーズ」として登録されています。シリーズの個別の作品には下から選んで移動して下さい。 1. グッドラック 戦闘妖精・雪風 2. アンブロークンアロー 戦闘妖精・雪風 |
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| 2010/02/07 とても良い(+2 pnt) by まっく 横山宏の表紙に惹かれて手に取ったのが、この作品との出会い。 初読当初は専門用語の羅列による切れの良いメカアクション描写に どんどん引き込まれて読んでいったように思います。 最近読み直してみたのですが、メカアクションもさることながら、 ジャムと人類の攻防を簡潔で乾いた文体で淡々と語る所に戦闘の 非情さを強く感じさせるところが渋い。 この文体で語られる惑星フェアリィの情景、ジャムの異空間の描写は、 焼けたグリスのような匂いを感じさせる独特な世界観を紡ぎ出しており 魅力的です。 また、非人間的な主人公・深井零が、この戦いはジャムは地球の機械知性 のものであり、人間は無視されているのではと疑い出し、進化してゆく 雪風に人間的な感情をあらわにしていくストーリー展開は主人公の心境の変化 を描きつつ「人間が世界の主人公なのか?」「機械と人間の関係とは?」 というテーマを投げかけ、読んでいてますます話の中に引き込まれます。 そして、救いがあるようでない様な寂しげな結末が読後の余韻を残します。 ハードSF・ガジェットSFとしてはもちろん、思索SFとしても一級の作品です。 お勧めします! |
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