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[文学]機動戦士Vガンダム: Twitter


読み仮名: きどうせんしぶいがんだむ / 英語タイトル: Mobile Suit Victory Gundam
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注意: これは文学版。その他メディアのページ
アニメ:機動戦士Vガンダム / ゲーム:機動戦士Vガンダム / 漫画:機動戦士Vガンダム

文学総合点=平均点x評価数2,682位/3,064作品中(総合0/偏差値46.19) 2,681位<= =>2,683位
1993年文学総合点39位/47作品中 38位<= =>40位



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最新作品評価

2008/09/27 普通(+0 pnt) by Tokyo16
"いつもの"富野ガンダム小説。
その"いつもの"の中で、際立った個性があるというわけでもないが。
やはり"いつもの"ように、TV本編を読み解く上での、服読本としての価値はある。

中でも見るべき点は、主人公ウッソの"異常さ"の描き方だ。
ウッソは歪んだ英才教育を受けた、歪んだ天才児である。
本編では"頭でっかちないい子"でありつつ、時折ドキリとする異常さを見せることは周知の通り。
(恐ろしいのは、本人が自分の異常さを自覚しつつ、そのように育てた両親を憎みもしないところだ)
それが小説版では、さらにエキセントリックな形で描かれている。

ザンスカールの対ヨーロッパ戦略を、ハプスブルグ家にからめて語ろうとする13歳!
美人秘書の香水を、「鹿をバラしたときの臭いがする」と表現する13歳!
もう気持ち悪いったらないw

この辺り、あまりに"富野的"でたまらないものがある。
歴史を知り、さらに野生動物を解体するサバイバビリティを教育されたが、
麝香という"ゲリラに関係のないこと"に関する知識は全く疎い。
アンバランスな天才、というキャラクターを、こうも生々しく表現することは難しい。

この辺りのセンスには感銘を受けたが、舞台が宇宙へ上がると、作業で書いている観が増していく。
ザンスカール隆盛の過程を描く筆はけっこうノッていたのだが、それぐらい。
後は本編を補完する、本編以上に目を引く要素は激減。
あとはエログロネタ。ファラとタシロの"利用しあう男女"然としたベッドシーンは、なんか古典的で好きだ。

カテジナを強化人間にしてしまったのは失敗だろう。
ただの"小さな人間"がコンプレックスを武器に襲ってくるという恐怖が、よくあるモンスター的な恐怖に堕してしまった観がある。

残念ではあるが、まあ、これもまた富野小説には"いつもの"ことなのだ。


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