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| 2010/10/16 とても良い(+2 pnt) by mmt 【良い点】 1:個性的に描き分けられた13人の子供達のキャラ。特に9才にしてミリオタ道を極めている?ケンツ軍曹は、声優の熱演もあり抜群の存在感を発揮していました。そんな彼らが力を合わせ戦いながら宇宙を渡り絆を深めていく課程も秀逸でした。 2:脚がペダルに届かなければ高下駄を作る。壁に落書きし警報を鳴らす。エロ本を巡って一騒動を起こす等のちょっとした丁寧な描写が、1を支えていました。 3:宇宙船運用における細かな描写。ボタンの押し方にまでコツがあったとは… 4:地球側を中心に、きちんとした大人が多かった点。 5:カチュアが異星人と発覚し、再び受け入れられるまでの葛藤。 【悪い点】 1:子供達の出身階層が比較的均一化されていた点。作中の地球の社会システムが不明であり(全国民総プチブル化している可能性も否定はできません)、入植開始間もない植民星であるためそうなのかも知れませんが、置かれた立場の異なる者同士の葛藤、衝突と言った描くのに手間の掛かる要素を排除しているようにも見えました。 2:子供達が戦闘をするに際し「殺人をしている」と言うことを認識させ、それに向き合うと言った展開が殆ど無かった点。「戦争」を扱う以上、不可避の要素なのでは。 3:子供だけで親達を救出に行くという展開。正直10代半ばにも成れば、そのようなことが可能かどうかは判断できるはず。最終的に敵母星に行くにしても、もう少し無理のない動機付けをして欲しかったですね。 4:放送時間帯。当時文字通りの意味で国民的アニメだった「ドラえもん」の裏に放送。案の定、視聴率不振で危うく打ち切りになる所でした。と言うか、当時さして番組数が多くなかったアニメをわざわざバッティングさせて放送するなど、視聴者としては嫌がらせとしか思えませんでした。 5:主人公が主人公メカにのったのが、1クール過ぎた16話目であったこと。話の上では必然性がありましたが、視聴率的に苦戦した原因の一つであったことは否定できないでしょう。 【総合評価】 リアルロボ全盛期の作品の一つ。 内容はある日異星人の奇襲攻撃を受けた植民惑星の子供達が、避難した宇宙艦の大人が全員戦死してしまったため、力を合わせて自分達だけで船や機動兵器を運用、戦いの中をくぐり抜け、最終的には敵側との停戦の糸口を開く、と言った物で、子供達と宇宙船運航に関する丁寧な描写が、そのリアリティーを支え、他のリアルロボット物とは一線を画した心温まる不思議な雰囲気の作品でした。 前述したように「ドラえもん」の裏に放送され、視聴率不振で打ち切りになりかけながら、ファンの嘆願で時間帯変更に落ち着いたという事実が、本作が当時如何に「視聴者に愛された」作品であったかを端的に物語っています。 とは言え、悪い点で触れたような無視できない欠点も散見するため、その点を差し引き評価は「とても良い」と致します。 |
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