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| 2011/10/13 最悪(-3 pnt) by 消しゴム 制作者が御膳立てした舞台で主役がカッコつけているだけでは、話が盛り上がる道理がない。 これが、この作品を視聴中に脳裏に浮かんだ言葉です。 話は、チコが相続した財産を狙う夫婦に与えられた毒物入りの食事によって衰弱したチコの前に現れた二十面相に着いていく所から始まります。 この時点で「カリオストロの城」のラストシーンでルパンに着いていこうとするクラリスを拒んだルパンと正反対な事をやってしまった為、 自分は、この作品に「悪い」以下の評価しか付けられなくなってしまいました。 ここで原作の二十面相の特徴を書き並べてみます。 羽柴家のダイヤと観音像を狙うエピソードで雇ったコックと衣服を交換して小林少年とアジトを包囲する警察の網を掻い潜る、 新聞に嘘を書かせて明智に成りすましてターゲットに近付く、ホテルの1フロアの全部屋を貸し切って明智を待ち構える、 明智との力関係は明智の方が一枚も二枚も上、子分に弾が入っていない拳銃を持たせる等、 大胆不敵、紳士的等の特徴を併せ持った得体のしれない人物。 この作品の二十面相は、ターゲットの持ち主を「豚」とこき下ろす、拳銃で躊躇なく敵を射殺する、 明智と二十面相の力関係が逆転していると言う具合に補正塗れな上、やる事はどれも直接的で品位に欠ける、 相手をおちょくる様な洒落っ気も見られませんでした。 二十面相に目をかけられたチコが何の摩擦もなく仲間に受け入れられる、瞬く間に二十面相のサポートが出来る様になるチート化、 トメと春華とトリオを組む等、作品自体は、作中で鬱陶しい程に顔を出す制作者の神の手が只管チコを甘やかしているような内容で、 終盤に入ると、教授の出現、教授と二十面相の関係、人造人間、光の柱等が飛び出すと言う具合に作品が暴走して派手に吹き飛んでしまいました。 結局、作品を視聴して分った事は、制作者が二十面相を全くと言って良い程理解していなかったと言う事実だけでした。 |
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