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| 2012/05/11 良い(+1 pnt) by 狗が身 ※ネタバレ有り 本作で問題視されている序盤のコメディ展開について自分なりの考えを書いていきます。 何故、Zの続編でいきなりこんな作風になったのか? それはジュドーの人柄や彼が置かれた環境に起因しているでしょう。 彼はこれまでのアムロやカミーユと違って、戦争の影響というものを間接的にしか知らず、それゆえに無関心でいました。また、彼は心身共に比較的健やかに成長した陽気な少年です。そんな彼に従来の作風を重ねてしまうと、違和感が出てしまうのは明らか。それゆえにジュドーが戦争を知るまでの間だけ、こういう処置をとったのではないでしょうか。 さて、では本編の核心に触れていこうと思います。 ジュドーはその境遇上、非常に逞しい少年です。これは前作でカミーユの言った〈命は力〉に当てはまり、Zの続編に相応しい主人公と言えるでしょう。カミーユがニュータイプとしての覚醒を促したのも納得がいきます。 本作ではとにかく〈命とは力だ〉ということをテーマにしているように感じました。カミーユ並みのニュータイプ能力をもったプルがジュドーに居心地の良さを感じ、なついているのもジュドーが命の力に溢れているからでしょう。 このテーマ自体は子どもに対するメッセージ性が強く、時たまジュドーの迷言として挙げられる「子どもは皆ニュータイプ」もこのテーマに起因しているのかと。 このZZのラストで、ジュドーは一騎討ちの末にハマーンを下し、戦争を終結させる。その際、地球に縛られた人類に失望していたハマーンですが、最期に「帰ってきてよかった。強い子に逢えて……」と呟きます。 命の力、ひいては想いの強さを証明してみせたジュドーにハマーンは人類の可能性を見出だし、安らかに逝った。この一連の流れは流石としか言い様がありません。 ジュドーは特別にニュータイプとして驚異的な力を発揮した訳ではなく、あくまで意思の強さで戦ったに過ぎず、だからこそ人の未来を信じたくなる綺麗な終わり方だったと思います。 |
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