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[アニメ]カウボーイビバップ: Twitter


英語タイトル: COWBOY BEBOP
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注意: これはアニメ版。その他メディアのページ
ゲーム:カウボーイビバップ

アニメ総合点=平均点x評価数3位/3,693作品中(総合758/偏差値152.87) 2位<= =>4位
アニメ平均点(評価10個以上限)47位/2,041作品中(平均2.19=とても良い/346評価) 46位<= =>48位
1998年アニメ総合点1位/108作品中 =>2位



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最新作品評価

2012/04/12 最高(+3 pnt) by trtr
全26話視聴済み。10年以上前から知っている作品ですが、坂道のアポロンで再びナベシン監督と菅野よう子さんのタッグが観られるということで感想を書きたいと思います。一応ネタバレをしないよう核心部分には触れないようにします。

【作品について】
世界観は近未来で、宇宙船がワープ航法を使うなど技術はかなり進んでいる時代。地球は地表の多くが水没し、人類は火星や木星などに移り住んでいます。
基本的には1話完結形式で、最初は元マフィアのスパイクと元刑事のジェットだけですが、話数が進むうちに宇宙船ビバップ号で一緒に暮らすクルーたちが増えていきます。
ジャンルとしてはハードボイルドですが、コメディ部分も多く、作風も話によって大きく変わります。

【良い点】
○キャラクター-とにかく個性的なキャラクター。
主人公で元マフィアだったスパイクは、普段だらけているように見えてジークンドーの達人。何も考えていないように見えて実は賢く、常にいろんなことを考えています。無責任なようで困っている人を放っておけなかったりもする、とらえどころのない魅力的な人物です。
ジェットは元刑事という経歴もあってか多少カタいところがありますが、面倒見が良く、涙もろく、義理堅い人のいいおっさんと言えるでしょう。
フェイは抜群の美貌とスタイルの持ち主です。また作品の序盤では過去の記憶を完全になくしています。金への執着心が強く、ギャンブルも大好き。ただ、ときおり見せるふとした表情、言動に女性らしさを感じます。
エドは男の子に見えるボーイッシュな女の子。好奇心旺盛でいつも(実際に)フニャフニャしていますが、実は天才ハッカーであり、クルーが抱える難事件をあっさり解決してしまいます。
アインはデータ犬と呼ばれる人間よりも賢い犬。自分の世話をしてくれるジェットや気が合うエドにはよく懐いていますが、自分の世話をしてくれないスパイクのことを下に見ている傾向があります。そしてかわいい。
だいたいこの4人と1匹を中心に話が展開されていきますが、サブキャラクターや1話しか出てこないキャラクターにもクセがあり魅力的なキャラクターが多く、毎回視聴者を飽きさせません。

○セリフ-ブルース・リーの言葉や哲学者の思想を引用したり、またはアレンジしたり、キャラクター独自の言葉で述べていたりととにかく名ゼリフが多いです。普段のセリフ回しにも実際にキャラクターたちが生きているかのようなみずみずしさがあり、脚本家たちのレベルの高さがうかがえます。

○音楽-オープニング、エンディング、BGMどれをとっても素晴らしく、菅野よう子が生み出すJAZZを中心とした曲の数々にただただ聞き惚れます。
曲の方が場面に合っているという次元ではなく、曲が場面を構成しているという次元にまで到達しているという表現の方が正しいと思います。

○演出-凝りに凝った演出も見所です。銃撃戦や格闘シーンはスパイクたちがいきいきと躍動していて「カッコイイ」の一言に尽きます。
戦闘以外でも緊迫感や郷愁を感じさせる演出など趣向を凝らされていて、派手なシーンでなくても楽しめます。

○メカニック-代表作が多数ある山根公利さんがメカニカルデザインを担当していて、クセのあるキャラクターに合わせたクセのあるメカを上手く作り上げたなと感じました。
スパイクが乗るソードフィッシュやジェットのハンマーヘッドなど、乗るキャラクターに合わせた特徴づけと見た目がいい味を出しています。

【悪い点】
あえて挙げるとするならば2点あります。
△TV版の13話-個人的にはとても好きな回ですが、テレビ局批判など非常に風刺の部分が強く、あまり好きではないという方もいるかもしれません。ただこの回においてはDVD化もされていないのでほとんどの方が観る機会はないでしょう。

△過激な表現-宗教、暴力、ドラッグなどの過激な表現が多いです。これはこの作品の中で重要なファクターとなっているので欠かせないものだと思います。ただ単に刺激的なものとして表現しているわけではないので、個人的には全く気になりませんでした。
ですがそういう表現が好きではないという方もいらっしゃると思うので、そういう方は視聴を控えた方がいいかもしれません。

【総合評価】
ハードボイルドとJAZZをメインに押し出すという当時ではかなり挑戦的な作品であり、視聴者に大きなインパクトを与え、後の多くの作品に影響を及ぼした傑作であるといえます。また、表面的なカッコよさだけではなく、ナベシン監督が伝えたいことが凝縮されたような濃い作品でもあります。
今視聴しても全く古臭さは感じないと思うので、興味はあるけどまだ観ていないという方にはとにかく観てほしい作品です。筆者はこの作品を観て人生観を揺さぶられました。

一度打ち切りにあった不遇の作品でもありましたが、その逆境を乗り越えて素晴らしい作品を生み出してくれたスタッフには最高の賛辞を贈りたいと思います。


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